記帳指導にいってきました
個人事業主として運営するようになって、確定申告が必要になりました。
なにげに去年も確定申告してるのですが、立ち上げが12月だったので、去年は給与所得+1か月分(経費のみ)で書くこともほとんどなく、練習がてらやってみるべ、みたいな程度だったので本格的な確定申告は今年がはじめて。
いちおう簿記は持ってて、自分なり帳簿を付けてはいるもの、これであってんのかなーとかちょっと不安に思っていたところに税務署から記帳指導の案内が届き、税理士さんの記帳指導が無料で受けられるということで、先日商工会議所に行って指導を受けてきました。
記帳指導というのはどの地域でもやってるのか、大阪だけなのかよく分からんのですが府だか税務署だかが商工会議所に委託してやっているそうな。
独立から2年を限度に、税理士さんから、確定申告に関する記帳の指導を年数回、無料で受けることができたり、あとなんか講義みたいのもあるみたい。
https://www.nta.go.jp/osaka/topics/shotokuzei/kicho.htm
教えてもらったこと
似たような業種の方とか、なんか参考になれば。
●各種帳簿、請求書、領収書などは必ず紙媒体で保存
デジタルじゃダメなんだそうな。なんかデジタルで保存しておくには、その旨の届けを出さないと認められないとのこと。めんどくさ!
しかも帳簿は7年、その他の書類は5年間の保管義務。業態上ほとんどデジタルで完結しているので、いっかい全部印刷するデーを設けねば。
どうでもいいけど前職の会社の倉庫に経理関係の書類が山積みしてあったのを思い出す。
これ全部デジタルでOKになったら、日本の倉庫業界大打撃なんだろーな。
●クレジットカードで購入したものは、納品書か領収書があった方がいい
確定申告のうえではカード会社のご利用明細でも問題ないけど、消費税法上の仕入控除の対象とするためには領収書or納品書が無いとダメとのこと。 http://www.uehara-kaikei.jp/column/?p=1390
まぁ売上が1000万円超えるまでは関係ござんせんが。そんな売上、欲しいわ。
※でも請求は必要。ややこしい。
http://allabout.co.jp/gm/gc/436682/2/
●ポイントサイトの扱い
これはいろんなブログで諸説あったので、見解をきいてみました。
(一部ポイントは値引き扱いになるんでないの、等)
http://ankeito608.blog.fc2.com/blog-entry-819.html
http://income.okozukaisite.jp/article/66575983.html
結論として得た回答は、「微妙だけど、事業者なら全部売上にしといたら一番安全」。
確かにそれが一番無難かもしれない。。。
微妙に損する可能性はあるけど、値引扱いに出来る金額はたかが知れてるし、課税対象と非課税対象を分けて記帳する手間もけっこうかかるので、その方が良いかもしれんですな。
キッチリ分けねばー、という意識があったので、ある意味目からウロコな発想でした。
●持株組合の株式を清算した利益
前職の場合、持株組合を通しての株式購入には会社から補助が出ていたのですが、その補助分も取得原価に加えていいんでないの、とのこと。
調べると、どうもそういった補助は一旦給料として貰って、それから株を買ってる的扱いになってるくさいので確かにそうなんですが、なんか得した感じがするのは何故だろう。
http://www.daiwa.jp/houjin/introsupport/contents.pdf
そのほか、帳簿をチェックして頂いたり、非常に有益な時間でございました。
これ無料で受けれるのは凄くありがたい。
次回の記帳指導は、確定申告提出前にチェックして頂けることになりましたので、恥ずかしい書類にならないようせっせと頑張りますかね…!