ノラWEB屋 野良人(のらんど)- 個人営業のWEB屋さん

2018/09のブックマーク・読んだ本など

2018年10月2日

9月にチェックした記事や本のまとめです。

    参考にしたブックマーク

    CSS

    UX

    イラスト

    セキュリティ

    アクセス解析・SEO

    その他

    更新したブログ

    読書メモ

    ローカルメディアの仕事術:人と地域をつなぐ8つのメソッド(影山 裕樹)

    • ローカルメディアの事例というか、様々な形のプロジェクトの在り方やメディアのアイデアとして刺激をたくさん受けた。ローカルメディアやまちづくりの他に、ビジネスアイデアの参考にもなる。
    • いろんな事例が紹介されているが、共通点は「いっぱい考えていっぱい手を動かしていること」「制作者の地域に対する当事者意識が非常に高いこと」…要は行動量と熱意、ではないかと感じた。何事も、これに尽きるのだなと。
    • 土地土地の固有の条件などもいろいろあっての成功事例ではないかと思うので、一部各地に展開できているフォーマットもあるが、だいたいは再現性がなさそう。つくる場合はあくまで参考に。とりあえず目の前にその予定はないけども。
    • いろんな「かけあわせ」で新しいメディアが生まれる。出版×宿屋など「業態」のかけあわせ、ローカルの「ウリ」となんらかのかけあわせ、等々。ターゲット層を拡げて、隣接する層も取り込む展開もその一種か(アート→まちづくり 等)。
    • メディアはあくまで手段、目的のためならメディアの形はなんでもいい。WEB、雑誌、書籍、映画、ポイントカード、etc…
    • メディア単体ではなかなか利益がでない。他業態への展開や、人を呼び込んで賑わいを作ることで地域全体として儲ける。
    • 参考(本書で紹介されていたいろいろ)

    蟹工船(小林多喜二)

    • プロレタリア文学云々以前に、シンプルに物語として面白かった。描写に引き込まれてぐんぐん読んじゃう。よくそんな表現が出てくるなと思って痺れる。「納豆の糸のような雨」とか。
    • 資本主義を純粋に煮詰めていくと発生する搾取構造を左から眺めて、まさにレーニンが描いた共産主義革命へのプロセスじゃないか、という感じ。まーそりゃ、もしこんな環境が実際にあったら、そりゃあ当時共産主義も流行るよなって思う。
    • 現代でも構造的には、ルールさえなければ(あるいはバレなければ!)過酷な環境で労働者を搾取したい資本家は発生するわけで、イチ労働者として怖い怖いと思って読むからよけいカタルシスを感じる。
    • ネットに転がるブラック体験ストーリーをイケてる文筆家が小説にしたら現代の蟹工船としてハイパー面白くなりそうだけどもうあるんだろうか。

    黒田如水(吉川英治)

    • 毛利から信長に付くところから始まり、伊丹城から救出されて俺たちの戦いはこれからだエンド。
    • テンポよく読みやすく、勢いで読める。いわゆる浪花節というのか、芝居がかったお涙系セリフ回しも、深く考えなくていいので娯楽として楽しみやすい。短いし、「ああおれは吉川英治作品を読んでいるのだ」という気持ちを手軽に得ることができる。
    • 同じ吉川英治の「新書太閤記」の同じ時期の話と比べて、黒田官兵衛目線で深まっているかというとそうでもない。序盤の秀吉に会うまでの部分や、伊丹城幽閉のくだりを中心に「新書太閤記」を補足する感感じで読むとより面白いのではなかろうか。執筆時期も、「新書太閤記」と被っているようだ。
    • 「新書太閤記」に見られる思想的な主張はやや薄まっていて、いっそうライトなノベル感を出している。
    • 小説ではなくとも、読みやすく惹きこまれる文章づくりの参考にしたい。→読みやすい文章で情景もイメージしやすい(声に出して読みやすい?)/感情をしっかり描写して移入しやすい/よいタイミングでちょくちょく得られるカタルシス…適宜、小悪党を出していい感じに叩く、などなど。
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