Local by Flywheelで立ち上げた開発環境にCLIを使ってデータベースをインポートする

WordPressのローカル開発環境構築ツール「Local by Flywheel」でCLIを使ってコマンド一発でDBをインポートする方法の備忘録です。公式フォーラムからの引用になります。

    DBのサイズが大きすぎるとadminerでエラーに

    ローカル開発環境に既存サイトをコピーする際、adminerを使ったDBのインポートはググるとたくさん出てきます。

    しかしDBのファイル容量が大きすぎると以下のエラーになり、adminerからはインポートできません。

    Fatal error: Allowed memory size of~

    また、シンプルにコマンドから早くて効率的なのでそっちの方がいいという要求もあると思います。

    CLI(コマンドライン)からDBをインポート

    公式フォーラムでも上記エラーの場合はCLIで対応してくれという旨の回答がなされています。

    Adminer running out of memory upon sql import – Fatal error: Allowed memory size of 268435456 bytes exhausted (tried to allocate 174873888 bytes) in /etc/scripts/local-adminer.php on line 92 – Support – Local by Flywheel

    全部書いてあるんですが、自分用の備忘録も兼ねて、一応日本語情報として翻訳しておきます。

    手順

    Local by Flywheelのサイドバー上のサイト名を右クリックして「Open Site SSH」を選択
    1. SQLファイルをサイトの/appディレクトリに配置する(圧縮している場合は解凍)
    2. Local by Flywheelのサイドバー上のサイト名を右クリックして「Open Site SSH」を選択(黒い画面が立ち上がる)
    3. 以下のいずれかのコマンドを実行(僕は馴染みがあるのでWP-CLIの方を使っています)

    WP-CLI

    wp db import /app/SQLFILENAME.sql

    MySQL

    mysql -u root -proot local < /app/SQLFILENAME.sql

    ※SQLFILENAMEの部分は適宜ファイル名を書き換える

    以上、WordPressのローカル開発環境構築ツール「Local by Flywheel」でCLIを使ってコマンド一発でDBをインポートする方法のメモでした。

    サポートが必要ですか?

    ご質問・お見積り依頼はお気軽にどうぞ

    お問い合わせはこちら
    シェア
    野良人 代表
    新免祥太
    1988年岡山生まれ。外食企業のWEB・EC担当を経験したのち、2013年12月より「野良人(のらんど)」の屋号で独立しWEBデザイン・プログラミングなどWEBサイト制作の工程全般を請け負っています。お気軽にご相談ください。
    広告
    次の記事(2019/02/10)
    さくらのレンタルサーバーにTeraTermでWindowsからSSH接続する
    前の記事(2019/02/10)
    有効期限が切れて失効したドメインを再取得してサイトを復活させるまでの道のり
    記事一覧