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WordCamp Osaka2018レポート 当日スタッフとして参加してきました!

2018年6月18日

WordPressイベント「WordCamp Osaka2018」に当日スタッフとして参加してきました。他のスタッフの皆さんや、WordPress界隈で活躍されている方々とも交流させて頂き、新たな知見と刺激とをアレすることができました。勉強になった点のまとめをやります。

    WordCamp Osakaとは?

    WordPressに関する勉強会や情報交換は各地で盛んに行われています。

    その中でも、WordCampとは、世界NO.1シェアを誇るオープンソースのブログ/CMSソフトウェアWordPressのユーザーと開発者が、その普及と情報交換を目的として一堂に会する公式のイベントです。昨年、世界では48の国で128回のWordCampが開催されました。

    WordPress はコミュニティによって支えられていて、WordCampもボランティアが運営を担っています。日本では今まで、東京や京都・大阪・神戸・福岡・名古屋など大都市で開催されてきて、WordCamp Osakaという名前での開催は2012年以来となります。

    WordCampとは – WordCamp Osaka 2018

    500人規模の大きなイベントで、セッションによっては部屋に入りきらず立ち見も出るなど、大盛況でした。スポンサーブースやイベントスペースも充実していて、一種の祭りでもあるイベントだったなと思います。

    WordCampにはWordCamp Kansai2016以来の参加でしたが、当時はコミュニティの存在もわかってなかったし、技術的にもペーペーだったので、だいぶ見方も変わった気がします。

    当日スタッフとして参加

    当日スタッフとして、会場の準備や片付け、セッションの司会や撮影・TKなどのお手伝いをしました。

    一般参加でもよかったんですが、セッションのスライドや動画はあとで公開されると聞いたので、どうせ行くなら当日その場でしかできないことをやろうと考えて、セッション以外での情報交換や交流を目当てに当日スタッフ枠を選択しました。純粋にWordPress界隈の人たち楽しそうだなぁというのもあります。

    別に一般参加でも、話をききたい相手を探して凸ればいいだけではあるのですが…もっと家族以外の人類と会話しなきゃ、とか根暗なこと言ってるマンなので、コミュニケーションのよすがにスタッフの立場を求めたのでした。多少なりともその成果はあったのでは、と思います。

    スタッフやってると、あんまりセッションはじっくり聴けなかったんですが(特にTKやってると時間が気になって集中できない)、印象に残ったトピックをまとめておきます。

    座談会

    唯一、ふつうに参加者として聴きに行ったセッション。事前情報で動画撮影しないと聞いていたので、潜りこむことができて良かったです。メモ↓

    • 損しないために、特に低価格の見積もりをまじめにやりすぎない。ちょっと大きめに言っておく。→たしかに、失注した見積りの細かい検討に費やした時間は損失でしかないし、先方も細かい見積りを求めているわけではない場合もあるわけで、そこんとこはバランス感覚を持って取り組まないとお互いに時間を損するばかり。
    • 見積もりに手心を加えると自分の首を絞める。失注を恐れず、適正価格の見積もりを出そう。
    • 過去の見積もりに苦しめられるというのは皆共通の経験。

    おカネの話は大っぴらにし辛い雰囲気はありますが、今回のWordCampのテーマ「Focus on business」というのもあって、踏み込んだ話が聴けて有難かったです。なんせWEB制作業界出身ではないもので、こと見積りに関しては手探りでやってきたもので。

    ただその辺、サイト上で料金表を公開している所も多数あるので(座談会の場ではそういったシミュレーターの結果をひとつの火種に、大阪と東京の―あるいは都会と地方の―単価の差という話題で盛り上がりました)研究しようと思えばその余地はたくさんある訳で、そこはまぁやれよ自分、と思うところでもあります。

    AMPとアフィリエイトサイト

    スピーカーとして来場されていたGoogleの金谷さんを休憩時間に発見したのでお話を伺ってきました。

    AMPについては、アフィリエイトサイトの案件でご相談を頂いたのをきっかけに少し勉強していたので(過去記事)、この機に「アフィリエイトサイトでAMPってどうなんでしょう」という相談をさせて頂きました。

    • 少なくとも国内ではアフィリエイトサイト(アドセンスではなく)のAMP対応で顕著な事例は把握していない。
    • 海外ではECサイトで成果を上げている事例もあるが、国内ではまだそれほどでもない。
    • 既に十分利益の出ているサイトであれば、一部分のAMP化からテストしていくのは十分意義があると思う。
    • どんどん新しい機能が追加されているので、キャッチアップしていくのは結構大変。なんならAMP専門のエンジニアとかもっと誕生してていいくらい。
    • ただし機能の自由度は少なく、用意されたコンポーネントをそのまま設置、みたくならざるを得ない。

    上記は一部ですが、その他AMPに関して諸々お話を聞かせて頂いて、大変勉強になりました。日本でのAMPは海外と比べるとまだあまり盛り上がりはを見せておらず、そういう意味でも(少なくともアフィリエイトサイトに関しては)「やってみないと分からない」という感触なのかなという印象です。

    その一方で、まだ有力な事例が出現していないので、いま取り組んで成果を出せれば注目を集める先行事例になれるのでは、という感じはあります。

    とりあえず、たまたま見つけただけですが、一対一で直接質問させて頂ける貴重な機会でありました。業界の有名人やトップランナーが普通ににうろついているので、捕まえて話が聴けるというのもWordCampのいいところなのでありましょうか。

    「イベントきっかけのコントリビュートなんて続きませんよ」

    これは懇親会で、ぜひご挨拶したいと参加前から思っていたさるお方の言葉であります。コントリビューターデイには参加できないんですが、やるなら何から入ったらいいですかねえみたいな話の流れから出てきた一言。

    • 要は、どっちにしてもドキュメント読んで書いてあることをやるわけだから、イベントの勢い(あるいは雰囲気)の中でコントリビュートやってみたところで、やらない人は継続しないし、やる人はイベント無くても勝手にやる。
    • 具体的な話でいうと、勉強になるのはテーマ開発よりもテーマレビュー。数がこなせる的な意味で。
    • コミュニティへのコントリビュートは積み重ねが要るけど、コードのコントリビュートは誰でも・すぐにできる。
    • 「自分にできそうなこと」をやっても成長なんかしませんよ!必要以上にハードルを下げてしまっているので、むしろ「難しそうだな」と思うことをやらないと!

    等々、たくさんの格言をいただきました。マッチョなご意見ですが全面的に仰る通りで、耳が痛いなあと思いながらお話させて頂きました。それこそ、当日からしばらく経ったにも関わらず、この間たいして勉強できてない自分がいて、忸怩たる思いであります。技術的な凄さの前に、そもそも行動の量と質にものすごい差を感じてしまいました。もっとがんばろう。

    懇親会すごい

    すごい。

    ここでは普段勉強させて頂いているサイトや書籍の執筆陣や、地元岡山で活動されているWordPressコミュニティの方ともご挨拶させて頂いて、よい体験をさせて頂きました。懇親会が本番と言っても過言ではない。

    ファミリーマネジメント

    まとめに代えて、今回最も勉強になったことを…。

    こういったイベントに来るためには、家のことをほっぽって出かける為に家族の協力を取り付けることが不可欠なわけです。が、ここしばらく、その視点がすっぽり抜け落ちており、また直前に風邪ひいて家事育児を妻に丸投げの状態だったというのもあって、いわゆるファミリーマネジメント的なアレに完全に失敗してしまいました。そのようなわけでセッションデイだけは参加させてもらい、コントリビューターデイはキャンセルさせて頂いたのでした。

    …ほんで懇親会では深く反省しつつ、いろんなイベントや勉強会等で精力的に活動されている皆さんに秘訣を訊いて回るという情けない活動をやってきました。以下は知見です。

    • 家族を巻き込んで一緒に連れていく
    • 家族が趣味などで出かけるのを極力行けるように協力する
    • 「家事は基本的に僕がやってるので気持ち良く送り出してもらってます」(←尊敬)
    • 「呆れられています。がはは!」

    とても知見ですね。いろいろありましたが、総じて普段いかに負担割合を引き受けるか、というのが当たり前ながら基本だよなと反省したので、この日以降できるだけ頑張るようにしています。ていうかよく考えたら以前は日々の料理やら何やら結構やってたハズなんだけど、どうやって時間作ってたか分からなくなった。

    ともあれ、今後もこういった場で勉強や情報交換をしていくうえで家族の協力は不可欠なので、今後はちゃんとがんばります。

    あと、今回のような機会をただただ楽しかったです、で終わらせてしまうと単なる娯楽になってしまうので、きちんと仕事に活かすよう得たものを消化していかねばならぬという思いをアレしました。

    以上、「ブログを書くまでがWordCamp」とのことなのですが、Camp当日から2週間以上経ってようやく書きました。つまり僕のWordCamp Osaka2018は2週間以上存在したとうことです。お得ですね。

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