2018/10に注目したWEB関連記事・個人的読書メモ

10月にチェックしておきたいと思ってブックマークしたWEB関連記事の振り返りです。

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    読書メモ

    WEB関係なく読んだ本のメモです。もうちょっと読めたい。

    盆踊りの話(折口信夫)

    • 民俗学の大家、折口信夫氏の盆踊り論考ということで、盆踊り太鼓の民としては興味深く読めた。本っていうかコラムの分量。
    • 旧暦における七夕とお盆の関係性がもはや新鮮であった。旧暦では時期が近いので、かつては一連の行事として行われていたなど。
    • 踊りの宗教儀式性への言及は納得感があった。神楽などでも、踊りを通して穢れを払ったり、神を迎えたりするというが、盆踊りはそれをより大衆化したものと見ればよいのだろうか。
    • 盆踊りのルーツとして念仏踊りをベースに、小町踊り、伊勢踊りが挙げられている。このへん、きちんと類型化してみると面白いかもしれない。
    • 神を招く類の踊りでは中心に柱を立てて(確かにそういった信仰は多く、柱を立てる類の神事も全国に見られると聞いたことがある)その周りで輪踊りを行うというのは、櫓を囲んで踊る現在の一般的な盆の踊りの源流をなすのかもしれない。

    職業としての政治(マックス・ヴェーバー)

    • 学生の頃に読んだ気もするが全然覚えてないので実質初見。法学部生なのに…。
    • 有名すぎるので内容の要約はググったらいっぱいでてくる
    • 生活の糧として、政治に「よって」生きるのか、政治家としての収入に生活を依存せず、政治の「ために」生きるのか。
    • 政治の「ために」という哲学に偏った制度設計になると、生活に余裕のある資産家しか政治家になれなくなってしまい、資産家を中心とした政治がおこなわれてしまう。
    • そういった目線でみると、現在大阪でも行われている議員報酬カットも、あくまで一時的な急場しのぎの対策とすべきであって、恒常的な制度として定着させないほうが民主主義としては良いのだろう。考えたら、民間企業で優秀な人材を集めようと思ったら普通は賃金を上げる訳で…。公務員の給与に関しても同様。人件費を安直に下げるほど、その質も下がると。
    • 政治家の原動力は権力(つまり合法的な暴力…警察・軍隊)であり、その本質は利益の配分である→有権者の立場で考えた時、政治家に対して理想を挙げればいろいろ出るのだろうが、誰から見ても公平で全員が喜ぶ利益配分など現実的に不可能なわけで、そうなると各々の利益や哲学から特定の配分ロジックを掲げる政治家を支援するしかないわけですか。
    • 官僚が専門性高く強くなる→政治家(議員)がどうでもいい権力しか持てなくなる→優秀な指導者が登場しない。かといって行政の権力を制限しまくって議会ばかり強くしても専門性の無い、人気取り政策ばかりになる。バランス。
    • 解決不能な過去の責任問題に明け暮れる不毛さ→歴史レベルの過去の責任問題みたいな話であれば全くそうだと思うけど、短期的な目線で見れば、だからといってだれも責任を負わなくてよいのなら、不正でも適当な仕事でもなんでもありになってしまうのだが。
    • 後半の倫理に関する議論は、なんだかいろいろな前提知識が必要そうな気がするので深入りはできないが、「倫理」が「独善」の手段として利用されてはならない、とう考えは政治のみならずあらゆる場面で適用されるべき戒めだろう。

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    野良人 代表
    新免祥太
    1988年岡山生まれ。外食企業のWEB・EC担当を経験したのち、2013年12月より「野良人(のらんど)」の屋号で独立しWEBデザイン・プログラミングなどWEBサイト制作の工程全般を請け負っています。お気軽にご相談ください。
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